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屋上の使いみち from NYC |
August 18, 2006 [ WORLD RF. MAP ] |
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今回は屋上の有効活用に関して書かれたブログの記事をそのままピックアップさせていただきました。
オリジナルはこちら
(本文)
フレーバー・コーヒーのいい香りに誘われて、馴染みのない通りを曲がってみると、その店は「ダンキン」だった。店の前の植え込みに刺さった鮮やかなダンキン・ピンクのフライング・バナーがとても目立つ。「9種類のフレーバー」を謳うバナーとその香りに釣られて、吸い込まれる客がいる。テイクアウト専門のダンキンは、マンハッタンでスターバックスと上手く棲み分けているようだ。
ところで、このバナーのカタチ、どこかで見たことがあるなあ…と思っていたら、あのGoogleローカルの地図に表示されるピンポイントと同じデザインではないか!?
Googleローカルはとても便利なツールである。たとえば「DUNKIN, new york」と入力すれば、点在する店を地図上に表示してくれる。そのひとつをクリックすると、店の詳細(住所、電話番号、レビュー、道順、URLなど)も分かる。
地図に加えて、写真、ハイブリッドの3種類の画像も選べるから、GPSの視界を下げていけば、そのビルの屋上まで写真で見れる。(私の住んでいるアパートの屋根も識別できるほど)日本でサポートしていないサービスとして、例えば「price
iPod 20GB new york」と検索すれば、iPodのコンペティティブな情報が地図上で瞬時に分かる。
写真こそ表示されないけれど、携帯電話のSMS(ショート・メッセージ・サービス)もあり、「Google*」のロゴナンバーである「46645」にショートメールを送れば同様の情報を得ることができる。現在は無料で提供されているが、付加価値を高めて将来的には有料化されそうだ。
これはヘリコプターの発着場ではない。グーグル・マップの普及を見越してか、ディスカウント・チェーンのTARGETは、自社店舗の屋上に「的」のロゴ・マークを描き始めている。面白いことが好きなターゲットは、いずれ屋上を使った販促キャンペーンを始めることだろう。GPSによって、我々はいつも空の上から見られているようだが、これからのOOHの広告メディアとして、「屋上」が注目されるのではないかと思う。広い土地を持った地主は広告主にもなれそうだ。
*Googleの、最後の「e」のロゴナンバー「3」は、字余りなので押さなくても良い。ちなみに「YAHOO」のショートメールも、「92466」というロゴナンバーである。数字は忘れてもYAHOOは忘れないでしょう?
(本文終)
オリジナルはこちら
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